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12.72018
REPORT 街の清掃が人々の心を変える!?
2年ぶりに訪問(10月)したマニラは、高層ビルがあちこちに乱立中といった、目を見張るような経済成長期が続いていました。
まず気づいたのが、街中が何となくすっきりしていること。路上にゴミが見当たらず、きれいになっているからでした。ゴミは黒ビニール大袋に収められ、積まれて収集を待っている状態・・。
これはドゥテルテ大統領が貧困層対策でCash for Work(仕事づくり)に力を入れているからだそうです。暑い国なので、毎朝早朝に道路を一斉清掃しているとのこと。以前は、道路脇の緑地帯はポイ捨て絶好エリアで、みんな車からあらゆるものを当然のように投げ捨てていましたが・・・。今は植込みのグリーンがとてもきれい。街がきれいになるにつれて、人々の意識も変わり、ポイ捨てが激減しているそうです。大統領が変わり、街が目に見える形で変わっています。ドゥテルテ大統領への庶民の熱い期待と支持を感じました。
黄色いトラックがマニラのゴミ収集車。マカティ市では週4回の回収。日本と違う点は、集めたごみをトラックの上ですぐ分別作業していること。休むことなくてきぱきと仕事を進めています。炎天下の大変な作業です。マカティ市では5年前から使い捨てプラスチック禁止を宣言していて、レジ袋やストローは紙製に代わっています。皆エコバッグを持つようになっています。