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11.22018
エシカルバナナキャンペーン

エシカルバナナキャンペーンに参加してください!
詳細は検索 → https://www.e-banana.info
*エシカルとは、「倫理的な」という意味で、人として守るべき道、モラルのこと。日本にやってくるすべてのバナナがエシカルなものとなることを目指すキャンペーン。生産や流通などの過程で環境破壊、搾取、排除がないことを目指します。
日本向けバナナのつくられ方に関心をもち、行動をおこすことを呼びかけます!
甘いバナナの苦い現実―フィリピンからの訴えを聞いてください
私たちの食べている日本のバナナの大半がフィリピン産です。最近は高地栽培のやさしい甘味のバナナが人気。この高原バナナはエコなイメージで宣伝されていますが、実際は熱帯雨林を伐採してバナナプランテーション(農場)をつくり、農薬の空中散布によって栽培されています。この農薬の空中散布による労働者や住民への健康被害が深刻になっていることが、現地取材(2018)で明らかになりました。
フィリピンのミンダナオ島の現場での問題を伝える12分ほどの動画『毒の雨』を視聴して、広めてください。
山岳民族ティボリの人たちの訴えを聞いてください。
2016/09/11 に公開 youtube 『毒の雨』
フィリピンのNGO、IDIS(http://idisphil.org/)制作。
オリジナル英語字幕版
https://www.youtube.com/watch?v=aCwMh…
日本の商社スミフル(住友フルーツ)は2004年から日本向け高原バナナ栽培を開始。住民への十分な告知や配慮もなく、農薬の空中散布を続けています。大気や水源の川の水も汚染され、バナナ農園に隣接する地区で暮らすティボリ族の子どもたちは皮膚病、咳、原因不明の不調に苦しんでいます。ダバオ市周辺では、住民が団結して声をあげ続けた結果、数社が農薬の空中散布をやめる決断をし、地上散布に切り替えました。しかし、日本のスミフル社だけが空中散布を続けています。現地NGO(IDIS)の環境改善策提案にもまったく応じていません。NGO代表のチンキーさんは、「日本のみなさんがやれることはたくさんあります。働く人のことを思ってほしい。そして消費者として、私たちといっしょにスミフル社に圧力をかける役割を担ってほしい」と語っています。
❤私たちのできることは、まず、フェアなよいバナナを選んで買うことです!!
→企業の姿勢は商品の安全性に直結します
・スーパーでは、ブランドを選んで買う、社名をチェックする。・生協(生活クラブやパルシステムなど)の扱うフェアトレードのバナナを選んで買う。

現地で悪名高い日系スミフル社。「甘熟王」他。このバナナをあなたは選びますか?

ドール社。「スゥィーティオ」他。環境対策は少し始めたが、水源を守るダバオ市の条例による環境税の支払いを拒否している。利益第一という姿勢。

日系ユニフルーティ社。「チキータ」「最高峰バナナ」他。環境対策にも協力的で雇用関係も良好、現地で信頼されている企業。買って応援しましょう。

イオントップバリュ他プライベートブランド。熱帯雨林を守るカエルのマークなど環境マークのついたバナナもおすすめ。マークを探して、買って、食べて、応援しましょう!
文責: パクパクナティン 遠藤康子