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わが家で取り組むSDGs その2 洗濯機の買い替え

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洗濯機の買い替えにあたって

家の建て替えを機に17年間使用した全自動洗濯機を買い換えることにしました。洗濯機の平均使用年数は約10年だそうですから、大きな故障もせず私たちの生活を支えてくれました。
せっかく購入するなら環境に配慮した機種を選びたいと思い、調べてみましたが商品説明が多く、環境への情報がなかなか見つかりません。そこで環境省推奨の『グリーン購入ネットワーク(GPN)の「洗濯機編」2018年改訂版』を参考にしました。

グリーン購入ネットワーク「洗濯機編」ガイドライン

1)使用水量が少ないこと
2)風呂の残り湯が再利用できる自動給水機能が付いていること
3)使用時の消費電力量が少ないこと
4)長期使用を可能にするため、修理体制が充実していること
5)使用後に分解して素材のリサイクルがしやすいように設計されていること
6)再生プラスチック材が多く使われていること
7)鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、特定の臭素系難燃剤(PBB、PBDE)を極力含まないこと

★グリーン購入ネットワーク(GPN)は、グリーン購入(環境への負荷が少ない商品やサービスを優先して購入すること)の取り組みを促進するために、平成8年2月に設立された企業・行政・消費者による緩やかなネットワーク。現在1304団体が参加している。(企業1072,行政107,民間団体125)

★ 洗濯機カタログ


以下、ガイドラインに沿って3社(T社、P社、H社)を比較して選びました。
さて、グリーン購入ネットワークのガイドラインの各項目をクリアしているかどうかのチェックですが、No.1~4はカタログやネットの記事を参考にしたのですが、No.5~7の洗濯機本体に使われている素材の詳細データについてはカタログに記載されていませんので、直接メーカーに問合せたりHPで検索して情報収集しました。

家庭用洗濯機の種類
家庭用の洗濯機には大まかに分けてドラム式洗濯乾燥機(以下ドラム式)、全自動洗濯機乾燥機付き・乾燥機なし(以下全自動式)、2層式の3種類があります。洗濯機も共働きの子育て世代を対象にしているので、10kg~12Kgのまとめ洗いができる大型洗濯機が目立ちます。また、液体洗剤・柔軟剤自動投入、自動槽洗浄などいろいろな新機能が搭載されていて、最新式のドラム式にはスマホアプリと連携して、外出先から洗濯操作ができる機種まであり驚かされます。

No1.使用水量について
ドラム式のメリットは、全自動洗濯機よりも少ない水で洗濯できること。そして洗濯から乾燥まで仕上がるので家事の時間短縮になります。しかし、新機能もついているので20万円以上と高額。
全自動式は、洗濯にたくさんの水を使うので洗浄力が強み。価格は5万円から10万円くらいでドラム式よりかなり安く購入できます。全自動式も乾燥機付きが売れているようですが、乾燥機能が付くと消費電力量は洗濯時の消費電力量の30~40倍かかるそうです。(GPNの資料参考)

わが家は「粉せっけん(天然油脂)」の洗剤を使用しているので、たっぷりの水量で洗い上げる全自動式を薦められました。ドラム式は液体せっけんの方が良いそうです。

No2.残り湯自動給水機能について
現在は大部分の洗濯機に自動給水ポンプが内蔵されています。
普段から洗濯は風呂の残り湯を使っています。今までは風呂水ポンプを風呂桶に入れてくみ上げていましたが、今回ポンプが内蔵されているものを選びました。自動給水機を使うことで洗濯時の節水と粉せっけんが溶けやすくなるので助かります。

No.3消費電力量について (*whとは1時間に使用した電力量の値)
7Kg~12Kg容量の洗濯機(全自動・ドラム式)の場合、洗濯だけの消費電力量は大体80~100whですが、洗濯から乾燥まですると1000whに達します。 3社比較した中で洗濯時の消費電力量はH社が少なめでした。

T社のカタログには洗濯コストが記されていて、乾燥まですると電気代がとてもかかることが分かります。電力によるCO2削減のためにも使用時の消費電力が少ないものを選びたいと思いました。

<T社 9Kg容量の洗濯機の場合 洗濯で1回にかかる電気代のコスト>
機種      洗濯時      洗濯時~乾燥まで     電気代の比較
全自動式    1.9円     51.6円         27倍
ドラム式    2.1円     53.5円         25倍

No.4修理体制について
各社カタログの裏表紙に家電商品ご相談窓口や相談センターなどの電話番号が大きく記載されていて、電話をすると修理の担当につながります。また各社HPを検索すると修理部門につながるようになっています。

No.5のリサイクルについて

家電メーカー各社のリサイクル事業について調べてみました。2001年家電リサイクル法により大きな転換がありました。この法律によってエアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機の家電4品は必ず回収し、資源リサイクルすることが義務づけられています。また、バーゼル条約により廃棄物を輸出できなくなったことから、リサイクルして再利用しなければならなくなりました。よって、分解しやすいように設計されています。廃棄された家電を分解→使える部品の回収→分別→再生品への利用について日々研究と開発が進められ、各社が懸命に取り組んでいる様子がわかりました。

NO.6の再生プラスチックの使用について
各社再生プラスチックの使用は少しずつ進んでいます。しかし、プラスチックはいろいろな種類があるので分解と再生が難しく再生プラスチックがどの製品にも使えるとは限らないそうです。再生プラスチックの使用率を上げていくにはまだ時間がかかるそうです。

No.7の特定化学物質の使用詳細について
大手家電メーカーでは厳しい審査があり化学物質6種のJ-MOSS基準の基準値以下でなければ販売できません。環境に負荷がある化学物質含有について各社のHPにはJ-Mossの説明や取り組みについて記されていて、基準をクリアした商品の一覧があります。

基準値以下の製品にはJ-Mossマークがつきます。今回初めてこのマークを知りましたが、どのパンフレットには記載されていません。消費者に知らせるためにはもっとわかりやすく表示してほしいと思いました。なお、P社はj-moss基準ではなくヨーロッパで広く使われている特定化学物質の使用を規制するEU RoHS指令の基準値に準拠しています。

洗濯機の容量について
洗濯量は一般的に「1日に1人1.5Kg×家族の人数」が目安です。わが家は60代夫婦の二人暮らし。泥汚れや油汚れがないので洗濯は2日に1回位の頻度です。よって、1.5Kg×2人×2日分=6Kgになります。しかし、洗濯を詰め込みすぎると汚れが落ちにくいのでプラス1Kgの余裕を考え7Kgがよさそうです。

★写真 洗濯・脱水容量の目安

洗濯機の種類と容量からメーカー機種を絞り込む
さて、環境ガイドラインに沿ってポイントをチェックした後、洗濯機の種類と容量を決めて機種を絞り込むことにしました。わが家では、全自動式(乾燥機機能なし)・洗濯容量7Kgの洗濯機と決めました。そしてメーカー3社から選ぶことにしました。
P社はビッグウエーブ洗浄、H社はナイアガラビート洗浄、T社は浸透パワフル洗浄とどこもパワフルな洗浄力をアピールしていますが、実際のところよくわかりません。また洗浄機能だけでなく新しい機能も便利で魅力はありますが、新機能が増えるほど価格が上がります。慌ただしい生活の中で新機能を使いこなすとは思えないので、なるべくシンプルなものを選ぶことにしました。
機能としてはどれも大差ないので、開口部分が丸くてかわいいデザインのT社に決めました。蓋の半分が透明で中が見えるので、洗剤の泡立ち具合や洗濯の様子が分かるので使い勝手が良いと感じました。
他にふろ水ポンプ、槽洗浄槽乾燥コース、布量センサーと温度センサーがついています。布からみを抑えて取り出しやすくなる布量センサーと室温から水温を予測して洗濯時間をコントロールする温度センサーで節水と節電ができるので助かります。そして何よりもGPNのガイドラインをすべてクリアしているので安心です。
洗濯機寿命約10年を超えられるように大事に使っていきたいと思います。

 

グリーン購入ネットワーク(GPN)のガイドラインをチェックしてみよう

今回洗濯機を選ぶにあたり、省エネはもちろん環境に配慮した製品を選ぶには何をポイントに選べばよいのかわかりませんでした。環境省のサイトからGPNのガイドラインを見つけて参考にしたおかげで納得した製品を選ぶことができました。
メーカー3社ともに電話での質問にも丁寧に答えていただき、顧客サービス・アフターサービスについてもチェックすることができました。また、各企業のリサイクル事業への取り組みなどを知る良い機会になりました。
私たち消費者はデザインや新機能だけに惑わされず、環境基準をクリアしているか等厳しい目をもって製品選びをしていく必要があると実感しました。

 

 

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