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世田谷 第48回雑居まつり アジア・アフリカのまち

第48回「雑居まつり」2023.10.8. に参加しました。

子どもたちの演奏や元気な歌声は会場を盛り上げ、幸せな気持ちにさせてくれました。

 

雑居まつりは世田谷の福祉団体やボランティア活動団体が主体となって作り上げるおまつりで、活動紹介はじめ、模擬店、バザーやステージなど楽しい企画でいっぱいです。

例年約100団体が参加するにぎやかなおまつりですが、2020年コロナ感染拡大により第45回目のまつりは開催ができず、その後の46回.47回は参加団体の激減しまつりの存続が危ぶまれました。何とか継続していこう!と開催時間を短くしたり、模擬店の販売を断念する等、さまざまな工夫をしながら「まつり」を続けてきましたが、今年は3年ぶりに58団体が参加し、例年どおりの開催時間(9:00~16:00)で、模擬店も復活したにぎやかなまつりになりました。久しぶりに親しい仲間や毎年楽しみにしてくださっている顧客の皆様にも会えて元気をもらうことができました。

雑居まつりには体の不自由な方や、聴覚に障がいのある方々も多く参加しています。中にはブースの代表を務めている方もいて、みんなとてもパワフルな方々ばかりです。性別や人種、年齢の差、障がいの有無など関係なく、それぞれが互いに認め合い、支えあいながら共に暮らしていこう!という思いのもと開催される雑居まつり。最近「インクルーシブ社会」という言葉をよく耳にするようにまりました。これは「社会に暮らす人が分け隔てなく、地域の一員として生活することができる社会を目指す」という意味ですが、雑居は48年前からこの理念を掲げ、発信し続けています。これからも、「出会い、ふれあい、語り合い」を大切によりよい社会をめざしていきたいと強く思いました。

パクパクナティンの参加する「アジア・アフリカのまち」ブースは、今年5団体が参加しました。今年は古くから参加している親しい団体にも久しぶりに会えて交流を深めることができました。

ケニヤの子どもたちを支援する「サイディアフラハ」を支える会のメンバー。ケニヤの子どもたちが制作した作品やアフリカンの色鮮やかなアクセサリーなどを販売しました。

 

毎年恒例の「雑居まつり*クイズラリー」に参加しました。

 

フェアトレードのマスコバド糖をPR

パクパクナティンはネグロス島産のマスコバド糖(黒砂糖)を販売しました。ブーズにきた子どもたちに、「マスコバド糖はフィリピンの黒砂糖です。お砂糖は一体何からできているでしょう?」と3択クイズを出しました。

①小麦粉 ②サトウキビ ③ハチミツ

「えっ~、砂糖って何からできてるんだっけ?」小麦粉じゃないとおもうけど? 甘いからハチミツか?と首をかしげる子。「沖縄でサトウキビをかじったことがあるから知ってるよ!」と自信満々に答える子などさまざま。元気いっぱいの子ども達の会話を楽しみながら、「マスコバド糖」はフィリピンのネグロス島から届きました。フィリピンの人たちが、サトウキビの汁を絞って長い時間かけて作るんだよ!と説明。いつも食べている身近な食材が、誰が?どこで?どんなふうに作られているのかを知るきっかけになってくれたら嬉しいです。

また、今回クイズを出題したのは小学生と幼稚園の孫たち。クイズを出しながら初めて会う大人や子どもたちと会話を交わし、質問されてドキドキしたり、お釣りを渡して「お店番頑張ってね!」と励まされたのはとても嬉しく、楽しい経験になったようです。普段の生活では得られない貴重な経験となりました。

 

 

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