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フィリピンのおやつ(ミリエンダ) ビコ Bico

Enjoy Philippine Cooking

フィリピンのおやつ(ミリエンダ) ――BICO (ビコ)

会話がはずむミリエンダ(おやつ)タイム

フィリピン人は食事と食事の間にとる「おやつ」の時間をとても大切にしています。私たち日本人も3時のおやつはホッとする楽しい時間ですね。フィリピンのおやつの習慣はスペイン統治時代からの伝統で、「ミリエンダ : merienda」といわれます。ミリエンダ(おやつ)の時間は午前と午後の2回で、フィリピン人は1日に計5回食事をとるといわれるほどです。スペインのミリエンダは甘いお菓子に限られますが、フィリピンではスペイン風のお菓子のほか、フィリピン独自のお米やココナツミルクでできた伝統的なお菓子、また、中国やアメリカの影響から中華風の肉饅頭や春巻き、焼きそば、ラーメン、ハンバーガーやサンドイッチ、アイスクリームなど多種多様のメニューにあふれています。

さらに、フィリピンのミリエンダは家庭だけでなく、オフィスや学校などで誰でも時間が来れば堂々とミリエンダタイムを楽しみます。大事な会議中でもコーラやハンバーガー、ケーキやスナック菓子などが出るというのですからチョッとビックリですね!食べすぎは禁物ですが、みんなで美味しいものをチョッと食べながら、会話を楽しむミリエンダタイムを大切にしたいものです。今回はフィリピンのもち米を使った伝統的なお菓子をご紹介しましょう。

もち米とココナツミルクのお菓子ビコ Bico

「BICO: ビコ」はもち米をココナツミルクで炊き上げたおはぎのような甘いお菓子です。フィリピンではミリエンダのほか、誕生会や万聖節(キリスト教の死者をまつる日)など人がたくさん集まる時に作ります。フィリピン人の友人が「もち米は調理をするとぎゅっと固まるから、家族や友人の絆がもっと強くなるように!という意味がこめられている」と言っていたのが心に残ります。日本のもち米でもおいしく作れますので、ぜひお試しください。

レシピ : BICO(ビコ):もち米とココナツミルクの菓子

<材料 約20個分>

もち米3カップ・
マスコバド糖200g~300g
ココナツミルク(400ml)

作り方:

①もち米を洗い、米がひたひたになるくらいの水を加えて30分から1時間浸水後、ざるに入れて水を切っておく。
②ココナツミルクを鍋に入れて火にかける。温まったらマスコバド糖(黒砂糖)の全量200gの半分を入れてよく溶かし、全部溶けたら残りを入れて溶かす。そこに①のもち米を入れて全体が
どろどろとするまで煮詰める。水分がなくなるまで弱火でかき回
して炊き上げる。
③バットに平らに伸ばして形を整え、5cm角にカットする。
上からブラウンシュガーや砕いたピーナッツをかけて食べる。

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