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REPORT 未来をつくる「エシカル消費」 エシカルフェスタ2018@聖心女子大学

5/12(土)世界フェアトレードディに開催された「エシカルフェスタ2018」 @聖心女子大学へ行ってきましたので、イベントの様子をいくつかご紹介したいと思います。
「エシカル<ethical>」は、「倫理的な」と訳されますが、「エシカル消費」とは、社会や環境、人権などに配慮した消費行動によってよりよい社会をめざしていこうというものです。私たちが取り組んでいる「フェアトレード」もその中に含まれます。「エシカル(倫理的な)」という言葉は、一般の方にはまだまだ浸透していないと感じるこのごろですが、会場は高校生や学生さんたちの熱気にあふれ、エシカルをキーワードとしたNPOや企業、国のさまざまな取り組みを知ることができました。

こちらのホールでは約20のNPOや企業がエシカルの取り組みをアピール。
生物多様性や環境、被災地や障がいを持つ人、地産地消、伝統工芸などなどへの配慮した商品の紹介。
各ブースで熱い熱い取り組みストーリーを伺うことができて、とてもわくわくしました。

●消費者庁xエシカル「あなたの消費が世界の未来を変える」
消費者庁長官の岡村和美さんの講演会で、国もエシカル消費の普及・啓発活動に力を入れていることを知りました。消費者庁ウェブサイトでは啓発活動が具体的に紹介されています。エシカル消費の簡単なリーフレットもダウンロードできますので、ぜひのぞいてみてください。各地イベントやシンポジウムなどでまず知ってもらうこと、他団体とも連携して啓発機会をふやしていきたいとのことでした。「エシカル消費」はこのように国の後押しがあるので、今後の啓発活動も加速まちがいなしですね!

世界を変えるための17の目標「持続可能な開発目標(SDGs)
SDGs:エスディージーズ とは、2015年の国連総会で決められた国際的な17の目標です。2030年に向けてどんな社会にしていけばよいのか17のみんなの道しるべのようなものです。パクパクスタッフもミーティングで勉強中ですが、これらを自分の生活に落とし込んで理解するのに、苦労していました。しかし、Think the earthさんが、すてきな本を編集してくれていました。本日の出会いに感謝!

発売:紀伊国屋書店 1800円+税 編著: ㈳think the earth  監修:蟹江憲史

それぞれの目標に、具体的な取り組み例が紹介されていて、読み物としてわかりやすくまとめられています。持続可能な社会とは? とまずはみんなで学び、自分のできそうなことを実践していくことが大切なんですね。think the earthでは、SDGs for Schoolという学校教育プロジェクトも進行中で、すでに200校が参加しているそうです。

 ㈳日本サステナブル・ラベル協会が昨年発足! 「お買い物は、未来への投票」
最近、様々な国際認証マークのついた商品を見かけるようになりました。私たちもフェアトレード認証マークを覚えてもらおうと啓発活動をしていますが、同時にいくつかの環境関連マークも紹介してきました。この協会では、マークの垣根を越えて、多岐にわたる認証ラベルの認知度をあげて、お買い物の選択基準にしてもらうことをめざしています。

国際認証ラベルとは、持続可能な原材料調達や環境・社会的配慮ににつながる一定の基準を満たしたものにつけられるラベルです。オーガニック農産物や水産物、木材・紙類など多岐にわたります。子どもたちにもラベルを覚えてもらい、毎日のお買いものの当たり前の選択肢になっていったらいいですね。

左から、国際フェアトレード認証マーク、レインフォレストアライアンスマーク、UTZ認証マーク
それぞれ基準は異なります。

楽しいエシカルワークショップ

フェアトレードに取り組むタミーズトリーツさんのワークショップ。
タイの女性たちによる刺繍をほどこしたクルミボタンを材料に、素敵なネックレス作り。
小さな男の子も針仕事をみごとにこなしていました。

私が参加したのはごく一部でしたが、盛りだくさんの内容で、楽しく「エシカル消費」について学べるフェスタでした。関係者の皆様、お疲れ様でした!

 

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