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8.182015
EVENT アジアと南米の手仕事展 ピーニャ(パイナップル布)のショール@恵比寿三越1F 8/25まで
フィリピンの誇る伝統布ピーニャ。天女の羽衣にたとえられる半透明の布はハリがあり麻のような感触です。生地はいろいろにアレンジされますが、人気のフリンジショールも伝統技法です(写真右)。横糸に絹糸を差し入れて織り上げています。肌あたりがふわふわで、軽やかにお使いいただけます。
こちらは、フィリピンの国花サンパギータ(マツリカ)の刺繍を全面にほどこした作品。
作家のColaさんが半年以上かけて仕上げた力作です。
ドレスやスカートが仕立てられるように二つのパネル生地になっています。
ショールとしても使えます。
半透明のピーニャ布は、刺繍が映えることから、
デザインモチーフを立体的に表現するさまざまな刺繍技法も発達してきました。
フィリピンの正装のシャツブラウスやウェディグドレスには
見事な刺繍がほどこされ、いまも伝統技法が継承されています。
原生パイナップルの葉脈繊維の抽出から織り、
刺繍とすべて丁寧なハンドメイドの希少布です。
ぜひ、会場で手に取ってごらんくださいませ。
スペイン統治時代のピーニャの織子さんを描いた絵 |