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3.152014
REPORT @Manila フィリピンの英雄マイケル・クリスチャン・マルチネスがお出迎え!
3月4日~8日の5日間、遠藤と佐藤はフィリピンに行ってきました。滞在わずか4日間の弾丸出張?!でした。生産者と商品開発や品質改善のミーティング、そして昨年11/8に中部地方を襲った台風ヨランダ(台風30号)の被害状況を把握するのが今回の出張の目的です。マニラに着くや否や走りまわり「あっ!」というまに帰国してしまい、充実してたけれど、もう少しフィリピンを楽しむ時間が欲しかったなぁ~と残念に思っている次第です。ま、これは毎度のことではありますが、、、。
さて、そんな慌ただしいスケジュールをこなす中、私たちを出迎え、元気をくれたのが、フィリピンのフィギュアスケート選手マイケル・クリスチャン・マルチネス君でした。
渋滞が続くマニラ市内でぼんやり外を眺めていると、突然私の目にマイケルの姿が飛び込んできました。「わぁ~ぁああ!」と外を指差して叫ぶ私。な、な、な、何事かと慌てる遠藤。
しかし、私が指差す先のマイケルを見た私たちは「マイケル君ステキ。頑張れ~!」と思わず声をかけてしまいました。それに看板には「おかえり、マイケル」「メダルは取れなかったけれど、あなたは9000万人の心を掴んだ!」との文字に胸が熱くなりました。
フィリピンは冬季オリンピックに22年ぶりの参加で、マイケルくんただひとりだけ。更に、オリンピックに出場する東南アジア初のフィギュアスケート選手というからすごいではありませんか!
彼がスケートに出会ったのは8歳の時、母親とショッピングモールでスケートをしている人達を見て興味を持ったのがきっかけだそうです。その後、厳しい練習を重ね出場を果たしました。今回のオリンピック参加も国からの支援がないため、参加資金の調達がとても大変だったそうです。しかし、さまざまな苦労を乗り越えて、氷上をスイスイ伸びやかに滑る姿や世界屈指とまで言われるビールマンスピンを披露する彼の姿に魅了し、元気をもらいました。彼の活躍が国内だけでなく、世界中で働くフィリピン人に元気を与えたはずです。まだ17歳のマイケルは益々の活躍が期待されます。世界中の人に元気をくれるマイケル君をこれからも応援していきたいと思います。