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BOOKS 機関誌『開発教育』の特集は「学びとしてのフェアトレード」

会員になっている開発教育協会から先月送られてきた機関誌60号の特集は「学びとしてのフェアトレード」でした。開発教育とは「公正な地球社会のための教育」です。
とても充実した内容で、手元において時間をかけてじっくり読みたいと思います。目次を紹介すると、座談会をはじめとして、理論編「フェアトレード学習は”倫理的消費者”を生み出せるか 大野敦」「コミュニティ活動としてのフェアトレード 長坂寿久」、実践編では学校教育からNGOなどさまざまな立場からフェアトレード推進に取り組んだ8本ものレポートが。

私もかれこれ13年も?フェアトレードにかかわってきて、地域活動や身近な人に伝える難しさをいつも感じています。今後、どのようなイベントを組み、活動を展開していけばいいのか?この特集にヒントをいただいたように思います。とくに長坂先生の論文は示唆に富んでいました。昨年、個人旅行でアメリカの「フェアトレードタウン」を訪問してきましたが、認定基準である「議会によるフェアトレード決議」などのハードルの高さに取りつく島もなく、”うちの市ではとても無理!”とため息をつきましたが、日本のフェアトレードタウン運動が新しく「地域活性化への貢献」というコミュニティ活動基準を追加したことを知りました。すとんと、腑に落ちたというか、今後の道筋が見えてきたように感じました。「日本型のフェアトレード」のあり方を示していただいたようです。ありがとうございます!!

この機関誌はネットでも購入できます。2000円+税。

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