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REPORT インドの子どもたちを支援する神父に出会う&フェアトレード@北ドイツ・ボトロップ  その2  

ボトロップの市場の片隅で長年フェアトレード商品(FT商品)を販売している神父様がいると聞き、後日、会いに行くことができました。彼は小さな日傘の下で、ドイツの最大FT会社GEPAのコーヒー、チョコレート、キャンディー、紅茶、ナッツ、ジャムを机の上に所狭しと並べて販売していました。
神父の活動やバザーの目的などを知りたくて、拙い英語で話しかけると「私は英語が苦手でね!」という返事。ここで友人がすかさず通訳フォローしてくれ、お話を聞くことができました。
                              

                                    7月のバザーは23日と30日のみ。今日はなんと?!7月30日。
                                これこそご縁というもの!

「私は日本でフィリピンの商品を通してフェアトレードをして15年になります。あなたにお会いできてうれしいです。」と言うと、「それは嬉しいよ。」と、満面の笑顔で握手。異国の小さな町でフェアトレード仲間に会えて、とても嬉しかったです。

神父はインドの子どもたちの貧困問題にかかわり、40年間支援を続けています。このバザーは
20年くらい前からこの市場で月に2~3回開いていて、この売上はインドの子供たちの食事や教育費にしているそうです。小さな町だから、みんなが神父の活動を知っていて、フェアトレード商品についても理解をしているようです。支援者もFT商品を買うことで気軽に応援できます。市場の片隅で地道にコツコツとFT商品を販売する神父に頭が下がりました。

また、「フィリピンには行ったことがないが、5年ほど前から隣町にフィリピン人が多く住むようになってきてね。最近は彼らの抱える問題やフィリピンにいる家族の問題の相談に乗っている。いつか、フィリピンに行きたいと思っているんだ。」とも話してくれました。フィリピンとの縁もあると知り、益々神父の活動を応援したくなり、いくつかFT商品を購入しました。

                            

ボトロップコーヒー」というパッケージが目に入り購入すると、
              なんと、この小さな町にもDer Pott Kocht fair というFT団体があることがわかりました。
              コロンビアの小規模生産者を応援しているようだ。
               また、パッケージの一番下にFT団体の認証マークがついていて本格的にFTに取り組んで
               いることがわかった。                                       

世界FT機構の会員マーク。
このマークは世界FT機構が定めた基準に沿って活動している組織や団体に与えられる
FT認証団体マーク。

GEPAのコーヒーとオレンジ味のアメを購入。

GEPA社はチョコやコーヒーだけでなく、米や小麦などの穀物類、スパイスや調味料など
いろいろな食品を扱っている。また、食品だけでなく、生活雑貨も幅広く取り扱っている。
自然素材のかご、オーガニックコットンのタオル、最近はガラス製品も扱い、世界のFT生産者を支援している。
                    キャンディーの袋の裏には生産者の写真と説明が書かれている。 
          コーヒーキャンディーに使われているコーヒーはタンザニアのFT団体KCUが生産している。
                  生産者の顔がわかると彼らを応援しよう!という気持ちが増す。

  

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