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REPORT ファザーリングジャパンの被災地支援

 
パクパク・ナティンは、熊本地震への寄付金として、ファザーリングジャパン(FJ)田中尚人氏に3万円をお届けしました(69)。田中氏は、パパエイド基金・FJ被災地支援絵本キャラバン隊担当として東日本大震災の被災地への支援活動を継続されています。

FJは九州にもFJQ(ファザーリングジャパン・九州)の組織があります。今回の熊本地震ではメンバーも被災。住宅を失った人も多く被災状況は深刻だそうです。そこで、FJQでは東日本大震災の支援経験を生かし、子どもたちが安心して遊べる場所や機会を提供しよう!と6月4日熊本市内の公園で開催されたイベント「思いっきりあそび隊」に隊員を派遣し、絵本の読み聞かせや、子どもたちと外遊びを楽しんだそうです。今後も子どもたちの笑顔を取り戻すために活動するFJQの皆さんを応援していきたいと思います。
さて、東日本大震災から5年。FJの取り組む東日本大震災の被災地支援について田中氏に伺いました。


FJでは、震災直後から被災地へ入り、支援物資の仕分けや絵本コーナーの設置をはじめ、子どもたちの笑顔を取り戻してほしいという思いで、「絵本キャラバン隊」を結成し、絵本の読み聞かせや外遊びなどの活動を続けてきました。震災後、被災地訪問は40回を超えたそうです。今回「絵本キャラバン隊」は5月26日から28日の3日間、福島県南相馬市の小学校や保育園等5か所を訪問、今回の訪問先の様子を伺いました。
南相馬市の放射線量は減少していますが、今も除染は繰り返し行われている状況です。少しずつ子どもたちが戻ってきているので、小学校や保育園が再開されました。しかし、小学校の場合、1学年1クラスが20人前後。震災後、家の中で遊んでばかりいたため、体重増加など心身ともに子供たちの健康が心配されましたが、今は外遊びができるようになり、子どもを取り巻く環境が少し改善されて安心しています。この5年間「絵本キャラバン」で福島はじめ宮城、岩手などの被災地の子どもたちと出会い「また来てね!」「また来るよ!」と約束を果たしてきました。「僕たちはいつも子どもたちの笑顔に元気をもらっています。これからも、この活動を続けながら子どもたちを応援していきます。」



FJのパパたちは、みなさん仕事をもちながら活動を続けています。仕事と子育てや支援活動に頑張るFJのパパたちに心からエールを送りたいと思います。

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