昨年のスーパー台風によるフィリピン中部地方の被災から一年が経ちました。私たちは昨年末に、被災者への緊急寄付金を募り、ミンダナオ子ども図書館に10万円をお届けし、レイテ島の被災した子どもたちの緊急援助に役立てていただきました。さらに現地の混乱が落ち着いてきた半年後、古着を集めてお送りし、被災地へ届けていただきました(現在は古着は集めておりません)。

古着は無事届いただろうかと心配していた矢先、子どもたちから心のこもったかわいらしい”Thank you!”の絵が届き、感激しました。

さんさんと輝く太陽に、山々の豊かな緑、かわいらしいお花・・・。子どもたちのはずむ気持ちが伝わって来るようです。レイテ島などの被災地の復興は遅々としてすすまない状況のようで、心がいたみます。またミンダナオ島でも、政府と反政府MILFとの和平交渉が決裂すれば、再び多くの避難民がでて戦場になるかもしれないという厳しい状況が想定される地域が多くあります。自然災害や内戦のなかで多くの子どもたちが希望をもちながら笑顔で生活しています。
毎日あたりまえのようにごはんを食べ、眠れる生活・・・「平和」な日常というものがいかに尊いものか実感します。代表の松居友さんのレポートをぜひ、お読みください。
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今回は衣類約250点を送ることができました。これは現地へ送ったベビー服約150点。 「千葉NTにフェアトレードを広める会」の鈴木さんが ママ友に呼びかけて集めてくれました。 きちんと畳まれ、ギフトのようにきれいにパッケージもして届けてくれました。 子だくさんのお国柄ですから、大いに喜ばれたことでしょう。 昨年、ミンダナオ図書館代表の松居友さんの講演会で、 ごはんの「ふりかけ」が子どもたちに人気と伺ったので、ふりかけ1キロも追加しました。 古着を送るのには、輸送費が1箱1万円以上かかるので、頻繁には送れませんが、 みなさんに送料のご寄付を募りながら継続できたらと思っています。 ご協力ありがとうございました。