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ブログ
7.22022
和綿の種広がるプロジェクト2021 オーガニックコットンTシャツができるまで

オーガニックコットンー和綿の栽培を楽しむ
フェアトレード世田谷推進委員会<サスティナブル・ラボ>のセミナーから
今日、オーガニックコットンの製品製造と販売をする「メイドイン・アース」から和綿Tシャツが届きました。
とても柔らかくて、手触り良し、フンワリしていて着心地バツグンです。天然綿100パーセントって、こんなに柔らかいのかとビックリしました。
これはメイドイン・アースの「和綿の種広がるプロジェクト2021」に参加したおかげです。
昨年フェアトレード世田谷推進委員会のセミナー、〈サステナブル・ラボ〉でメイドイン・アースの前田さんの「オーガニックコットン」についてお話しを聞きました。
日本の綿製品は明治の中頃まで100%自給されていたのが、海外からの安価な綿に押され、今や自給率0%に。その上、昔200種はあった日本の在来種の和綿の種は今や40種類となり消えゆく存在になっているそうです。
和綿の種を守り、残していきたいと強く思う前田さんが「和綿の種ひろがるプロジェクト」を立ちあげ活動を続けていると知り、ならば私も!と参加することにしました。
5月メイドイン・アースから種を取り寄せ、プランターに種を捲き、日々成長を観察しながらコットン栽培を楽しむことができました。

写真①
写真①メイドイン・アースから取り寄せた和綿の種を5/1プランターに捲く。5/10 双葉がでる。

写真②
写真② 日に日に成長し、葉が茂り、オクラの花によく似た黄色い可愛い花が咲きました。(8/9)

写真③
写真③ 大きい梅の実くらいの大きさの実がつきました。とっても固いのにびっくり! もものような形をしているのでコットンボールももというそうです。

写真④
写真④ 和綿の実がついにはじけました。西洋綿の実は上に向かってはじけますが、和綿は下に向いて実がはじけます。(8/26)

写真⑤
写真⑤ 白い綿の中にはスイカの種くらいの固い種が5個~8個くらい入っていました。

写真⑥
写真⑥ 我が家の庭と畑で収穫した綿花 ふわふわでとっても気持ちが良いです。
💛Tシャツプロジェクトに参加する!💛
Tシャツプロジェクトにはひと握りの綿しか提供できませんでしたが、その後、みんなで育てた和綿を使ってTシャツを作る企画に参加するため、我が家で収穫した綿花の一部をメイドイン・アースにお届けしました。待つこと6か月、待ちに待ったオーガニックコットンのTシャツが届きました。
メイドイン・アースの報告によると約2200人の人が「和綿プロジェクト2021」に参加したそうです。
シャツ用の糸は細くて、しっかりした糸が必要なので、繊維が短い和綿だけでは難しいため、オーガニックコットンの混紡糸を混ぜて製作されています。
収穫した綿花を手元に置いておきたいのもあり、ほんのわずかしか提供しませんでしたが、このTシャツのどこかに私の綿も混ざっているかも?そう思うだけで、ワクワクします。
ちなみにシャツ1枚にコットンボール約400個必要だそうですから、巷にあふれる服の綿花が一体どのくらいの量になるのか?想像すらおよびません。
今回「和綿プロジェクト」に参加して、綿を育てる経過はもちろんですが、綿から糸、布、そして1枚のシャツになるまでの工程の長いこと。小さな種から服ができるまでの驚くほどの長い工程を考えると、1枚の服が仕上がるまで、どれだけの人や手間、時間がかかっているかを考えさせられ、多くの発見と学びを得ることができました。
今年は昨年収穫した種を撒き「和綿の種広がるプロジェクト2022 」に参加することにしました。今年もまた和綿を育てる仲間を増やし、楽しみながら和綿のことやオーガニックコットンのことなど一緒に考えていけたらと思います。
皆さんも参加してみませんか?
https://www.made-in-earth.co.jp/
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