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多文化カフェ チャム民族のお母さんを訪ねて 生業の風景

「多文化カフェ」 ベトナムの旅の話

会場: 4月13日(日) 16時~@下北沢・かまいキッチンにてベトナム写真家 青木由希子さんのお話会を開催しました。

お話会には、ベトナムに暮らしていたことがある人、いつかベトナムに旅してみたいと思っている人、そして日本で働いているベトナム人など13人が参加しました。

青木さんはベトナムを訪問した際にチャム族の女性に出会ったことから、彼女の村を幾度か訪問しチャム民族の生活や食文化を写真を撮り続けてきました。

今回は青木さんのスライドを見ながら、ベトナムのチャム族の文化や暮らし、そして野草の入ったおいしいおかゆを頂きながら、たっぷりベトナムの旅を楽しみました。

ベトナムの美しい風景に魅了される参加者たち。「あ~故郷が懐かしい~」とベトナム人。自然豊かな村にいつか訪問したいと思いました。

 

チャム族の村では薬用植物の葉や実を用いた伝統医療を生業としています。親から子へと受け継がれた知恵は今も人々の健康を守り続けています。

 

青・緑・白の3色だけのクレヨンで描ける自然ゆたかな風景。海からの風を感じるような気がします。

2013年からチャム村に通い続けている青木さんですが、この数年で村には風力発電の大きな風車が何本も立ち並び、自然豊かで美しい村の風景は変わりつつあります。更に残念なのは一時頓挫した原子力発電所プロジェクトが再開することになり、

大きな道路や橋の建設が始まりだしたこと。豊かな自然と共に暮らす人々の生活や親から子へと受け継がれてきた伝統文化の継承はいったいどうなるのでしょうか?今後のチャム村のことがとても心配だと語っています。

お話の最後にはチャム村の伝統食「つみ草のおかゆ」作りました。
チャム村から来ているベトナム人の方々にも手伝ってもらいましたが、彼らにとってはおふくろの味。「お母さんがよく作ってくれました、ふるさとが懐かしい、帰りたいな~。」と思わず本音がポロリ。

チャム村では庭に生えている草の若い葉やつるをスープに入れるそうです。今回はサワラでだしを取り、青木さんの家の庭でつんだ野草とかぼちゃを入れて作りました。

味つけは塩だけです。お米とかぼちゃのほんのりした甘さがとてもやさしい味で五臓六腑に染み渡るおいしさでした。

 

日本で働くベトナム人の男性たち。会社の社長や奥さん、従業員の方がやさしくてとても嬉しいです。 ベトナムに帰国したら、いつか自分の会社を作りたいと語っていました。

 

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