「Likhang HABI Market Fair」最終日　10/20(日) 🍀

今回のイベントのテーマは、「Earth to Loom : Celebrating Natural Dye in the Philippines」(大地から織り機へ : フィリピンの天然染料の恵みを称える)ということで、環境に優しく、持続可能な天然染料の使用促進の分野に焦点を当て、天然染料の使用法のワークショップも行われました。

私たちは、フィリピンイロコス地方で女性たちが織り継いできたビナクル(Binakol )を使用し、日本の職人、デザイナーが製作するエシカルバッグのブランドHABI PRIDEをメインにご紹介しましたが、私たちのバッグを製作してくださっているのが、 Hammps&Companyさん(@hammps_hammps)です。
ハンドルには日本が誇るエシカルな栃木レザーを使用。なめす際に有害な薬品を一切使用せずに天然樹脂(ミモザの樹脂から抽出)を用いるため、地球や環境に優しい製品です。栃木レザーのしなやさ、軽やかさと共に、バッグのサイズによってハンドルの厚みを変えるなど、細部迄計算された洗練されたスタイリッシュなバッグです。フィリピンの伝統織物にエシカルな日本の皮革が使われていることが、イベントのテーマにも合って、お客様にアピールしました。フィリピンは暑い国なので、合成皮革だと2-3年で劣化してしまうそうです。

手織物は品質が一定ではなく、扱いにくく仕立てにくい布でもあります。Hammps&Companyさんには、接着芯や内布の帆布などバランスをみながら工夫して耐久性のあるバッグに仕立てていただいています。長年の職人さんの知恵の詰まったバッグなのです。バッグの端正な美しさに、とくに関係者から、「High Quality! ハイクオリティ」というお褒めの言葉をたびたびいただきました。Made in Japanのパワーを実感。

今回私たちは、明るく華やかなものが好きなフィリピン人お客様の仕様として、Hammps&Comanyさんのスタイリッシュなバッグに、大人可愛いHareTaさん(@haretabag)の丸いディスクチャームを付けるという変化球で臨みましたが、このアートなチャームがアイキャッチとなり、好評でした。バッグ製作の際に出たビナクルの余り布を利用したものです。

ブースに立ち寄ったHABI COUNCILのオンピン名誉会長とリム名誉理事にもディスクチャームのデザインの楽しさが伝わりました。

HareTaさん(@haretabag)現代調のpopな布を組み合わせた大人かわいいチャームやポーチ、パスケース。

日本の古来からの生活の知恵「もったいない」が、日比コラボの素敵な作品になっていることをお見せすることができました☺️

フィリピン各地域や民族グループの手織り製品が一堂に会した第14回Likhang HABI Market Fairは無事に終了しました✨

主催者のHABI COUNCIL(@habicouncil)のボードメンバーの方達を始め、多くの方に「Friendship Bags handcrafted by artisans 日本とフィリピンの友情を育むバッグ」をコンセプトに、日本×フィリピンのコラボ作品を喜んでいただけたこと、またMADE IN JAPANの絶大なる信頼感を肌で感じることができた3日間となりました。

他の出展者、たくさんの伝統織物との出会いも少しずつブログで紹介してまいります。

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