- Home
- イベント/活動レポート Report, 災害・現地支援活動 Emergency Assistance
- REPORT フィリピン台風30号復興支援チャリティコンサートのご報告
ブログ
6.102014
REPORT フィリピン台風30号復興支援チャリティコンサートのご報告
はや、真夏の到来?と思わせた初夏の一日、5/31(土)に「ヴァイオリン・デュオサロンコンサート Love&Peace 愛と平和への祈り」 を開催しました(成城・スクエアホール)。チケットは完売、みなさまのご協力に感謝いたします。
新進ヴァイオリニスト大嶋世菜さんと小形響さんのヴァイオリンデュオ演奏を楽しんでいただきました。「愛と平和への祈り」というテーマで楽曲を選んでいただき、ヴァイオリン2本の演奏、繊細であり、ときに重厚な美しい音色、豊かなハーモニーに魅了されました。曲の成り立ちや聴きどころなどの解説も加えてくださり、わかりやすかったとみなさまに好評でした。素敵な演奏をありがとうございました。
お二人は受賞歴もある若手ヴァイオリニスト。息の合ったデュオ、 心に染み入るような美しい旋律には日々の研鑽がうかがえます。 おなじみのトルコ行進曲を2本のヴァイオリンで演奏すると・・?バロック音楽からアニメソングまで、11曲を披露。 清楚なお二人が真摯にヴァイオリンを奏でる姿に「音楽の天使みたいでした・・」というお客様の感想が。 個人ホールの40席というアットホームな空間で生の演奏を堪能していただけたのではと思います。 後ろには、ピーニャ(パイナップル布)をディスプレイしました。 |
会場には、ゲストとしてレイテ島タクロバンの保育園「Sure Step」の園長、
アデルファ・パイレスさん(写真右)をお招きし、みなさまにレイテの被災状況をお伝えしました。
チケットの寄付金と皆様からお寄せいただいたお米代と寄付等を合わせて
合計60,000円をアデルファさんにお渡しすることができました。
みなさまの温かいご支援に、心より感謝いたします。
アデルファ(右)さんをご紹介。彼女はフィリピン留学生第一号として上智大学で学んだ方です。 タクロバンで保育園Sure Stepを運営していましたが、被災し、建物の屋根や遊具、教材をすべて流失。 今回の台風で両親を亡くした子どもがとても多く、 彼女の暮らす地域には急遽、養護施設が4つできたそうです。被災から半年たちましたが、 現地ではまだ、食料供給の大半をユニセフなどの国際機関や国際NGOに頼っています。 しかし、まもなく撤退の時期を迎えるそうで、子どもたちの栄養状態の悪化が懸念されています。 そこで、現地では100円で2kgの米が買えるため、100円寄付を会場で呼びかけたところ、 なんと、約400kg分のお米代(20,000円)を集めることができました。 これらは養護施設の子どもたちのために役立てていただきます。 皆様のご協力に感謝申し上げます!!
|
ミリエンダ(おやつ)タイムには、フィリピンのハーブティー「バナバ茶」とスタッフ手作りの「バナナブレッド」(バランゴンバナナとマスコバド糖)とフィリピンの伝統のもち米菓子「ビコ」(もち米とマスコバド糖、ココナツミルク)を楽しんでいただきました。ミネラルたっぷりでやさしい甘さのお菓子は大好評で、フェアトレード製品のおいしさを味わっていただけたのではと思います。
当日は、フェアトレード商品も販売いたしました。
お菓子教室を主宰されている小川様にはボランティア協力で、 楽器を形どったおしゃれなクッキーを焼いていただきました。 大好評で、即完売。ありがとうございました。フィリピンとフランスのフェアトレードチョコレートや マスコバド糖、フィリピンのハーブティーも販売し好評でした。 |
パクパクのおなじみのチェンジドールや布おもちゃなども展示販売。 商品を知っていただくよい機会となりました。 |