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フィリピン巨大台風オデットによる被災地復興支援にご協力ありがとうございました。

巨大台風オデットによる被災地の復興支援のご報告

昨年(2021年12月16日)、フィリピン中部地方を襲った巨大台風オデットは、ネグロス島のマスコバド糖生産地に甚大な被害を与えました。

そこで、私たちはマスコバド糖生産者の復興支援を目的に、2022.1月より7月まで「復興支援キャンペーン」を行いました。友人知人はじめイベントなどで被災地の窮状を訴え、マスコバド糖を販売しました。

おかげさまで、マスコバド糖を100袋販売することができました。皆様のご協力に心より感謝申し上げます。

マスコバド糖の売上げは、オルター・トレード・ジャパン(ATJ)に寄付いたしました。

★オルター・トレード・ジャパン(ATJ)は、人から人への交易「民衆交易」を行う会社。マスコバド糖の交易を通して、ネグロス島の生産者の自立、そして生産者と消費者が相互に支えあう関係をめざしています。

 

現地被害の状況と支援について

ネグロス島西州イサベラ町のサトウキビ畑の4割をなぎ倒し、バナナ畑をほぼ壊滅させました。家屋の全壊、半壊が約400戸と深刻な被害が報告されています。

 

全壊したサトウキビ生産者の家屋(2022年1月11日 ATJより)

 

2022年5月の報告では、フィリピン国家警察は台風による死者375名、行方不明56名に上ると発表。被災地ではインフラ、家屋、農地、家畜などの被害が大きく、同州の算定によると被害総額は約130億円と報道されています。

2022年7月のATJ「台風被害の中間報告」によると、被災地では、オルタートレード・フィリピン(ATPI)とオルタートレード財団(ATPF)が生産者に食料支援として10kgの米を1605家庭に配布し、全半壊した254名の生産者に屋根材を寄付しました。

被災から9か月が過ぎ、被災地は復興しつつありますが、元の生活を取り戻すには、まだ長い時間がかかります。コロナ禍に加えて、さらなる台風被害で生産者の生活復興は厳しいものと思われます。

今年もまた台風の季節を迎え、新たな被害が出ないようにと祈るばかりです。

私たちは今後も生産者に寄り添いながら応援していきたいと思います。今後ともご支援よろしくお願いいたします。

パクパクナテイン 一同

 

 

オデッサになぎ倒された サトウキビ畑 (2022.1月11日 ATJ)

 

 

 

 

 

 

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